正しい姿勢を身に付ける勉強会です。
簡単なエクササイズを行うことで姿勢を改善していきます。
武術の稽古会ではございません。
どなたでも気軽にご参加いただけます。
姿勢改善の先に「肚」感覚の芽生えがあります。
「肚」を現代に蘇らせることで日本人の健康寿命を延ばすと共に、古の日本人の力を現代に蘇らせることが出来ると信じて活動しております。
まずは楽しく、仲良く、正しい姿勢から身に付けていきましょう。
正しい姿勢とは人間にとっての自然体です。
重力に対して無駄に抵抗しない骨格構造の姿勢です。
骨格構造が整うことで身体の可動域と視野が広がります。
肩こり・腰痛とは無縁となり、ケガの発生リスクを大きく下げます。
人体の約70%は水分です。
正しい姿勢で地面からの反力を利用して体を水風船のように、またはバルーンアートのプードルのように変化させます。
大きな筋肉を必要としないので老若男女問わず運動パフォーマンスが向上します。
特に高齢者の運動能力向上に最適です。
各スポーツに応用が可能です。
(ダンス・ゴルフ・野球・テニス・格闘技etc・・)
成人の頭は4~6㎏あるといわれます。
その頭を支えるために姿勢の悪い人は常に関連する筋肉を働かせています。
特に猫背の人は首や肩の筋肉を緊張させながら生活しています。
筋肉は重力に逆らって動くために必要なものですが、必要のないときも緊張させていては不調の原因となります。
無駄な筋肉を働かせない=重力に逆らわない
姿勢が整うことで肩こり・腰痛とは無縁になる所以です。
【筋肉の役割】
筋肉は私たちが重力に逆らい生きるために必要なものです。
例えば、上腕二頭筋を収縮させて力こぶを出すと腕は軽くなります。
筋収縮を止めて力を抜くと腕は重くなります。
日本語は本当に良くできています。
力を入れると、力は腕の中に入っていきます。
力を相手に作用させるならば、力を入れるのではなく、出さなくてはなりません。
姿勢が整うと「肚」の感覚が現れます。
「肚が立つ」「肚を据える」「肚を括る」「肚を決める」「肚を練る」etc・・
日本には古来より「肚」のつく言葉があります。
昔の日本人は「肚」を重要視して活用してきたことが窺えます。
当会は姿勢を改善するとともに「肚を練る」ということを目的とします。
「肚を鍛える」と言う言葉は適切ではないと考えます。
「肚」の感覚は鍛えて現れるものではないからです。
例えば体を一つに纏める方法として、私たちは姿勢を整えたり呼吸を使います。
仙骨を入れたり、肩甲骨を下げたり、背骨を真っすぐに伸ばしたり、これらを意識的に力を込めて行いません。
「肚」の感覚を日常生活に生かすためには自然体であることが絶対条件だと言えます。
意識的に筋力を用いて体を一つに纏めた場合、「肚」の力は消えてしまい、活用できなくなります。
動画は「肚」を武術で活用している一例です。
「肚」を現代に蘇らせることで、日本人が本来持っていた力を現代に蘇らせることが出来ると信じています。