沖縄古典空手の稽古には持久力を上げる目的の運動はありません。
例えば、数分間ミットを攻撃し続ける稽古などです。
スポーツの世界でしたら、心肺機能を高めるために、高負荷の掛かる運動をします。
例えば、ランニングやウェイトトレーニングなどです。
スポーツの場合、体力の上限値を上げることで疲れにくい体をつくります。
沖縄古典空手の場合、身体の使い方で体力の消耗を抑え、疲れにくい体をつくります。
スポーツも空手も同じく、体をつくることが重要になりますが、目的と方法が異なります。
型稽古を続けていると、少しずつ身体が変化します。
肚を中心に身体が一つに纏まり、重力の影響を効率よく受け、疲れにくい体になります。
基本で行う”天の型”を、スポーツ的にやる人は直ぐに疲弊しますが、身体が一つに纏まっている人は疲れ知らずです。
後者は空手の型を稽古することで実現します。
肚道 伝心会の稽古でも、数分間ミットを突く蹴るなどのメニューはありません。
走ることも推奨しません。
型で体をつくり変える稽古です。
重い物を持ち上げたり、息を切らすような練習はありませんが、身体は疲れにくく強靭になります。
