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空手に先手なし

 

「空手に先手なし」という言葉を聞いたことありませんか?

私に沖縄古典空手を教えてくださいました先生は仰られました。

 

「空手には先手しかありません」

「先手というのは先に手を出すという次元の話ではありません」

 

先制攻撃、つまり先に殴る(手を出す)という意味ではないのです。

 

 

対峙したとき、既に先を取られていると言うことです。

ですから先生は「空手には先手しかありません」と仰られたのです。

 

 

稽古後に先生と二人きりになりました。

先生が私の正面に立つと、私は動けなくなりました。

 

不動金縛りの術?!

「先生!今何をされたんですか?」

 

 

ここで先述の言葉が発せられます。

 

「空手には先手しかありません」

「先手というのは先に手を出すという次元の話ではありません」

 

「対峙した時点で既に先を取っているのです」

 

 

武術としての沖縄古典空手には先手しかないのです。

 

そして「型は全て受けから始まる」というのも聞いたことありませんか?

解釈の違いですが、沖縄古典空手の場合は必ずしも受けから始まるとは限りません。

 

見えない”先手”があるからです。