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相手を変えたければ、まず自分を変えよ!空手の「統一体」が教えてくれる人生の法則

 

空手には、攻撃を仕掛けてくる「相手の状態を変える」技術があります。

 

例えば、急所が集まる中心(センター)に対して「先(せん)」を取る。

 

これによって、攻撃を仕掛ける相手のセンターをずらしたり、重心を上げたりするのです。

 

要するに、相手を「脆(もろ)い状態」に崩しているわけです。

 

本来であれば、そこから突きを入れて倒すところですが、練習では危険を伴うため「投げ」へと転嫁します。

 

相手はすでに一つの塊の(脆い)状態になっているため、大きな力を必要とせず投げが掛かります。

 

文章に書くと一見簡単そうに思えるかもしれません。

 

しかし、これが「技術」である以上、一朝一夕で身に付くものではなく、一定の厳しい修行が必要不可欠になります。

 

そして、ここからが一番重要なポイントです。

 

「相手の状態を変える」前に、まず「自分の状態を変える」必要があるのです。

 

「他人は変えられない、自分が変われば、周りが変わる」

 

これは世の真理ですが、武術においても全く同じです。

 

相手を変える前に、自分が変わらなければならない。

 

自分の状態が整っていなければ、相手の状態を変えることなど到底困難だからです。

 

以前より当会では、「できるか」「できないか」に拘(こだわ)り、それこそが全てであると発信してきました。

 

しかし、その「できる・できない」の境界線の前に、もっと根本的で重要なことがあります。

 

それは、「やるか」「やらないか」です。

 

武術に限らず、世の中のあらゆる物事において、「できない人」というのは、つまるところ「やらない人」なのです。

 

「できない人」の最も悪い例は、努力をせず、ただ「できる人」を誹謗中傷すること。

 

そうして相手を自分と同じレベル、あるいはそれ以下に引き下げたかのような錯覚(勘違い)に陥る人がいます。

 

しかし、そんな虚しいことをしたところで、自分が「できるようになる」わけではありません。

 

一向に技術の差は縮まらず、「できない人」は永遠に「できない人」のまま取り残されます。

 

繰り返しますが、重要なのは「やるか」「やらないか」です。

 

見方を変えれば、「できる人」というのは、「何をやらないで、何をやるか」を明確に知っている人だとも言えます。

 

では、現状を変えるには、私たちは一体何をすればいいのでしょうか?

 

空手における「自分自身の変化」とは、まず「身体を一つに纏める(=統一体になる)」ことです。

 

自分が統一体になるからこそ、相手の状態を変えることが可能になります。

 

このような心身の変化は、日々の「型」と「約束組手」を愚直に積み重ねる中でしか培われません。

 

まずは、自分の身体を一つに纏めるプロセスを探し、それを「やる」。

 

その先に初めて、「できる」という目指すべき境地が見えてきます。

 

和多志たちの肉体は、この世に生まれた以上、いつか必ず終わりを迎えます。

 

限りある人生です。

 

自分自身が変わり、成長するために、残された時間をどのように使うか?

 

その選択は一人ひとりの自由です。

 

しかし、もしあなたが今よりも成長し、向上したいと願うならば――。

 

 

これからの人生、あなたは何を「やって」、何を「やらない」ですか?