「目付け」がもたらす脳と身体の変化

 

当会には「空手に大事な三原則」として伝わる大切な口伝があります。

 

一に、目

 

二に、姿勢

 

三に、瞬発力

 

空手家が「型」を何よりも大事にするのは、この三原則が日々の型稽古によって養われるからです。

 

 

「目」は姿勢と瞬発力を内包する

 

和多志(当会)の解釈ですが、なぜ「目」が第一に重要なのか。

 

それは、「目」によって正しい姿勢がつくられ、「目」があるからこそ瞬発力が活きるからです。

 

いわば、目は姿勢と瞬発力を内包しています。

 

姿勢や瞬発力を、それぞれ単体でつくることも可能です。

 

しかし、それを実戦の「武術」として機能させるためには、やはり「目」の存在が不可欠になるのです。 

 

 

三原則を効率的に教える「サンチン」と「ナイファンチン」 

 

この三原則を最も効率的に教えてくれるのが、「サンチンの型」であり、「ナイファンチンの型」です。 

 

特に「瞬発力」を養うには、ナイファンチンが非常に向いていると和多志は考えています。 

 

ナイファンチンの型の挙動は「目付け」が先にあります。

 

つまり、まずは「見る(観る)」ことが大事なのです。

 

空手の瞬発力は、目と密接に関係しています。  

 

もちろん、ナイファンチンを通じて正しい姿勢をつくることも十分に可能です。

 

サンチンで培った肚をベースに、ナイファンチンの目付けと挙動を重ねることで、三原則は一つに繋がります。

 

 

口伝の目付けで起こる身体と脳の変化

 

当会で行う目付けは特殊なものかもしれませんが、実はそれほど難しいことはしていない氣がします。

 

ただ、「パッと額(ひたい)で見ること」、それだけです。

 

それだけで身体が一瞬で強くなり、他流でいう「延山の目付け」と同じように、全体を広く見る(観る)ことが可能になります。

 

この目付けを行うと、眼球がカチッと固定され、不思議なことに「理屈(思考)」が働かなくなります。

 

おそらく、現代人が使いすぎている脳の「前頭葉(特に前頭前野)」の活動が、スッと低下しているのだと思われます。

 

肚をつくる空手は、頭の中の理屈を嫌う武術です。

 

あれこれ頭で考えているうちは、身体の本来の力は引き出せません。

 

そういった意味では、普段から「理屈っぽい人」は、もしかするとこの目付けがなかなかできない可能性があります(笑)

 

 

そして、余談ですが、目と胸は連動している氣がします・・

 

 

 



「ナイファンチンの型 特別講習会」のご案内

 

今度開催される「ナイファンチンの型 特別講習会」では、単なる姿勢や身体操作にとどまらず、この重要な「目付け」の秘訣も公開いたします。 

 

「目付け」を変えるだけで、ご自身の身体がどのように変化するのか? 

 

ぜひ会場で、実際にその違いを体感してみてください。 

 

ご興味がありましたら、ご参加いただけますと幸いです。

 

 

皆様のお越しを心よりお待ちしております。